バスケットボールの第75回全日本大学選手権(インカレ)第9日は10日、東京都の代々木第二体育館で女子の決勝などが行われ、女子の白鴎大(関東1位)は東京医療保健大(関東2位)を79-69で破り、2016年の第68回大会以来7年ぶり2度目の優勝を飾った。また春の関東選手権、秋の関東リーグ1部の優勝と合わせて大学3冠も達成した。
第1クオーター(Q)田中平和(たなかうふぉま)を中心に得点を伸ばし白鴎大が27-17とリードを奪うが第2Qは相手の反撃を受け47-41。第3Qも相手の強度の高い守りに得点を奪えず一時同点となったが、終盤に主将の樋口鈴乃(ひぐちすずの)の連続5得点などで再びリードを奪った。
61-52で迎えた第4Qは序盤、相手の連続6得点で追い上げられ3点差。それでもオコンクゥオ・スーザン・アマカのリバウンドなどで耐え逆転は許さず。終盤は樋口の2点シュートや相手のファウルゲームで得たフリースローを桐原麻尋(きりはらまひろ)が冷静に沈め勝ちきった。