ロシアの改革派野党ヤブロコの創設者ヤブリンスキー元代表は10日、来年3月の大統領選で、ウクライナ侵攻反対を唱える自身の立候補を支持する有権者の署名が約100万人分になったと明らかにした。
ヤブリンスキー氏は、全有権者の約10％に相当する1千万人以上の署名が集まれば立候補すると表明。ウクライナとの間で即時停戦が必要だと訴えている。
モスクワ郊外で9～10日に開かれた党大会に合わせて記者会見したヤブリンスキー氏は「人々は身分証明書のデータや氏名を明示して署名することを非常に恐れている」と述べ、政権側からの圧力を示唆した。
大統領選には、通算5選を目指す現職プーチン大統領が8日に立候補を表明した。（共同）
