最下位相手に苦戦もモラタ&コレア弾で逃げ切ったアトレティコがホーム19連勝!【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーは10日、ラ・リーガ第16節でアルメリアと対戦し2-1で勝利した。

前節バルセロナとの上位対決で惜敗した4位アトレティコ(勝ち点)は、その試合からスタメンを4人変更。リケルメやモリーナ、ヒメネスらに代えてアンヘル・コレアやアスピリクエタ、サビッチらをスタメンで起用。グリーズマンをインサイドハーフに据え、2トップにモラタとアンヘル・コレアを並べた。

今季リーグ戦未勝利で最下位に沈むアルメリア(勝ち点4)に対し、アトレティコは開始早々の6分にネットを揺らす。ボックス右から侵入したモラタの横パスが相手DFに当たって浮き球となると、これに反応したリーノの落としから最後はゴール前のグリーズマンがネットを揺らしたが、VARの末にオフサイドと判定され、ゴールは取り消された。

攻勢を続けるアトレティコは17分、敵陣中盤でDFチュミからボールを奪ったグリーズマンが左サイドを持ち上がってラストパス。ボックス左手前で受けたモラタは縦への仕掛けから最後は飛び出したGKを冷静にかわして、無人のゴールにシュートを流し込んだ。

先制点で勢いづくアトレティコは、22分にも敵陣でこぼれ球を拾ったグリーズマンのパスからボックス右に侵入したM・ジョレンテの折り返しを中央に走り込んだアンヘル・コレアがワンタッチでゴールに流し込んだ。

前半半ば以降、アルメリアの反撃を受けるアトレティコは前半終了間際にピンチ。追加タイム1分、ロベルトーネのパスをボックス左横で受けたアキエメがダイレクトで折り返すと、ニアに走り込んだエンバルバに決定機を許したが、シュートはGKオブラクの好セーブで難を逃れた。

2点のリードで前半を終えたアトレティコは、53分に再びピンチを迎える。自陣でのボールロストから右サイドを抜け出されるとアリーバスのクロスをエンバルバがダイビングヘッドで合わせたが、これはGKオブラクの好セーブ。

膠着状態が続く中、アトレティコは61分にモラタとデ・パウルを下げてデパイとサウールを投入したが、直後の62分に失点を許す。アキエメの左クロスのこぼれ球をボックス手前で拾ったアレハンドロ・ポソがシュート。これがボックス内の選手にディフクレトすると、GKオブラクが左手で弾いたボールをレオ・バチストンがゴールに押し込んだ。

1点を返されたアトレティコは、75分にアンヘル・コレア、リーノ、アスピリクエタを下げて、リケルメ、モリーナ、ヒメネスを投入。すると88分、コケのロングフィードをボックス手前で収めたデパイがペナルティアーク右まで切り込みシュートを放ったが、これは枠の上に外れた。

アトレティコは終盤にもアルメリアの猛攻を受けたが、そのまま2-1で勝利。ホーム連勝記録を19連勝に伸ばしている。

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