【台湾】TSMCの11月売上高、2カ月ぶり減[IT]

ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が8日発表した2023年11月の連結売上高は、前年同月比7.5%減の2,060億2,618万台湾元(約9,468億7,000万円)だった。2カ月ぶりにマイナスとなったものの単月としては今年2番目の高水準だった。

単月の過去最高を記録した前月からは15.3%減った。1~11月の売上高は前年同期比4.2%減の1兆9,854億3,598万元だった。

TSMCは10月の業績説明会で、23年第4四半期(10~12月)の売上高を188億~196億米ドル(約2兆7,083億~2兆8,236億円)と予測していた。中間の192億米ドルで計算した場合、前四半期比11.1%増、前年同期比3.7%減となる。中央通信社によると、証券筋はTSMCが第4四半期の売上高目標を達成することができるとみている。

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