ミラクル・ジローナが敵地でバルセロナ撃破、レアル・マドリーから首位奪還【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

バルセロナは10日、ラ・リーガ第16節でジローナをホームに迎え、2-4で敗れた。

前節アトレティコ・マドリーとの上位対決をフェリックス弾で制した3位バルセロナ(勝ち点34)は、アトレティコ戦と同様のスタメンで臨み、3トップはレヴァンドフスキ、フェリックス、ハフィーニャが形成した。

ストゥアーニをベンチスタートとしたここまで2位と大躍進のミラクル・ジローナ(勝ち点38)に対し、立ち上がりから押し込みにかかったバルセロナだったが、12分に失点する。ヤン・コウトのスルーパスでツィガンコフにディフェンスライン裏を取られ、ボックス内へ。1対2の状況を作られ、ドヴビクに決められた。

ジローナのストロングポイントであるウクライナコンビにやられたバルセロナは、18分に同点のチャンス。しかしカンセロのクロスに合わせたハフィーニャのゴール至近距離からのシュートはGKガッサニーガに阻まれる。

それでも直後のCKから追いついた。ハフィーニャの右CKからレヴァンドフスキのヘディングシュートが決まった。

ここからバルセロナの攻勢が強まるかに思われたが、27分にグティエレスにGK強襲のシュートを打たれて牽制されると、39分にもボックス内からグティエレスに決定的なシュートを許してしまう。

そして40分、勝ち越されてしまう。グティエレスにするすると持ち上がられ、ボックス内からシュートを決められた。

再び追う展開となったバルセロナは追加タイム3分、ギュンドアンの浮き球パスからレヴァンドフスキに決定機が訪れるも、GKガッサニーガの好守に阻まれ、1-2でハーフタイムに入った。

迎えた後半、51分にF・デ・ヨングが、57分にギュンドアンがミドルシュートでGKを強襲したバルセロナが押し込む流れとしたが、小康状態に陥ったことで65分に3枚替え。

ヤマル、フェラン・トーレス、バルデを投入し、バルデはセンターバックに入った。すると68分、F・トーレスのパスを受けたギュンドアンに決定機。しかしボックス左から放ったコントロールシュートはわずかに枠を外れた。

すると80分、途中出場ストゥアーニのヘッドでの落としを受けたV・フェルナンデスにクンデがかわされ、GKと一対一に。これを決められ、決定的な3失点目を喫してしまった。

83分にもサヴィオに決定機のあったジローナは、追加タイムにギュンドアンにゴールを許すも、すかさずストゥアーニがダメ押し弾を決め、敵地で4-2と勝利。レアル・マドリーから3節ぶりに首位奪還としている。

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