きれいな森に育って 児童ら枝打ち ながさき県民の森

枝打ちを体験する児童=ニッセイ長崎の森

 子どもたちに自然環境への理解を深めてもらおうと、日本生命と公益財団法人ニッセイ緑の財団は7日、長崎市神浦北大中尾町のながさき県民の森でイベント「森の探検隊」を開催。西海市立西海北小の3、4年生23人が枝打ちや木工クラフトなどを体験した。
 日本生命と県が結ぶ包括連携協定の一環。枝打ち体験は、県民の森の中にある国有林「ニッセイ長崎の森」(約3.8ヘクタール)で実施。児童らは15年前に植樹されたヒノキの余分な枝を、のこぎりで丁寧に切り落としていった。
 10本近くの木をきれいに整えた4年の中村朋路君(9)は「枝の付け根ぎりぎりで切るのは大変だったけど楽しかった。きれいな森に育ってほしい」と笑顔を見せた。

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