多摩市の中心で高校生が「未来」を訴える

多摩市の中心で、地元の高校生たちが「未来の街」を訴えました。

(高校生)
「地域の方々の感じる不満点を解消することによって、もっと住みやすい街にできるんじゃないって思ったりして」

12月8日、多摩センターの路上で地元の高校生約130人が、「こんな街で過ごしてみたい」という「未来の多摩市」を、地元の人たちにむけて伝える授業が行われました。

訪れた人は足を止めて、高校生たちの話に耳を傾けていました。

(高校生)
「2つ目は、ベンチを増やすです。疲れた時に椅子があるのとないのでは全然違うので」
「私たち世代でも『気軽にちょっときれいだから、見に行ってみない?。』みたいな、公園にしたいですし、若い人たちに来てほしいと思い、ターゲットを絞った」

これは多摩市と地元の高校が共同で行っているもので、高校生たちが街中で集めた住民の意見をまとめ、地域が抱える課題の解決策を考え、街中で発表するというものです。

(聖ヶ丘中学高等学校 出岡教諭)
「最近の高校生、ユーチューブなどで色々なところで情報を知った気になっているが、実際に足で稼いだり、住んでいる人と対話することで、全然違うものが見えてくる」

多摩市は今後も、こうした若い人たちのアイデアを未来の街づくりにむけて活用していく考えです。

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