四苦八苦しながら脳活性化 両手足使った体操に挑戦 京都府亀岡市で老人クラブ大会

脳を活性化させる体操に挑戦する参加者たち(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

 亀岡市老人クラブ連合会(市老連)の定期大会が、京都府亀岡市のガレリアかめおかであった。体操講座では参加者全員で体を動かして脳を活性化し、演奏会で奏でられたバイオリンとピアノの美しい音色に聞き入った。

 体操講座は健康運動指導士の永田操さんが講師を務め、参加者が音楽に合わせて両手足で別の動きをする体操に挑戦。複雑な動きによって脳が働き認知症予防に効果的といい、時折混乱して苦笑いしつつも、真剣な表情で取り組んでいた。

 演奏会には、バイオリンとピアノのトリオ「Kami Santai(カミサンタイ)」が出演。「故郷」や「見上げてごらん夜の星を」などでは参加者も一緒に歌って盛り上がった。

 市老連は、毎年11月末に会員の交流や研修で定期大会を開いている。今年は11月下旬にあり、約120人が参加した。

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