「G7サミットで観光客も増えている」年末年始の繁忙期に向けて宮島フェリーの安全総点検 広島

年末年始を前に交通機関の安全総点検が始まりました。

旅客船の安全総点検は、中国運輸局と広島海上保安部が合同で毎年この時期に行っています。11日は、正月三が日に10万人前後が利用する宮島口のターミナルに関係者が集まり、出発式がありました。
このあと、JR西日本宮島フェリー「みせん丸」に乗り込み、救命胴衣などの避難設備や、消火ホースなどの消防設備をチェックしました。
また、去年4月の知床遊覧船事故を受けてとりまとめられた「安全・安心対策」をふまえて、運航中止基準中止手続きの手順について、事業者に聞き取りをしました。

中国運輸局 田中独歩 局次長
「G7サミットもあって非常に外国人観光客も増えている中で、安全確保について徹底していただくということで点検を実施しましたところ、結果としても非常に適切に管理をされているということが確認できました」

中国運輸局は、旅客船など船舶のほか、鉄道、トラック、バスなど全ての公共交通機関で順次、安全総点検を行います。

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