「甘い!」小学生が地元特産キャベツ「広甘藍」の収穫を体験 市場から消え再びブランド化で栽培へ 広島・呉市

呉市の小学生が、地元特産のキャベツの収穫にチャレンジしました。

児童
「広甘藍、デカくなってますか~」

呉市郷原町の畑にやってきたのは、呉市立長迫小学校・4年生の児童16人です。

収穫体験は、地域の特産品を通して農業について考えるきっかけを作ろうと、呉市が行っています。

児童が収穫しているのは、広甘藍(ひろかんらん)と呼ばれる地元特産のキャベツで、今年9月に児童たちが植え付けたものです。

広甘藍は、約100年前に栽培が始まったキャベツですが、小ぶりなため需要が減り、市場から消えていました。しかし甘みが強いためブランド化して栽培が再開されました。

児童
「最初は、これよりもうちょっと小さめだったと思っていたけれど予想より大きかったのでびっくりしました」
児童
「ロールキャベツっていう料理を作ってそれで味を楽しみたいと思います」

このあと一つ一つ重さを量り、大きさ別に仕分けしました。そして、収穫したての広甘藍をみんなで試食です。

児童
「甘いです」

11日に収穫した広甘藍は、あす12日にJA呉の販売所で、児童たちがPRしながら販売体験もするということです。

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