昭和を代表する大スター・福来スズ子の波乱万丈な人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。１２月１１日放送の第５１回では巡業先で金銭トラブルが発生し、お付きの小夜とマネージャー・五木の言動がＳＮＳ上で話題となっている。
宿泊代を巡って騒ぎになるスズ子たち (C)NHK
昭和１８年、「福来スズ子とその楽団」として地方を巡業していたスズ子（趣里）。作曲家・羽鳥（草彅剛）が手掛けた曲『アイレ可愛や』も好評で、全国各地で人気を博すスズ子だが、巡業先の愛知で自身の大ファンだという学生（水上恒司）と出会う。
一行は公演を終えて宿泊先に到着するが、金庫番を任された付き人の小夜（富田望生）がお金を紛失するというトラブルに見舞われる。そこに公演で出会った学生が現れ、錯乱した小夜が彼を犯人扱いする。スズ子はトラブルに巻き込んだ詫びの思いを込め、学生を食事に誘うのだった。
今回の放送では、お金を失くしたことでパニックに陥った小夜が、「どっかに泥棒がいっぺ。おめえだな！」と学生を犯人扱いし、学生服を脱ぐように要求するシーンが描かれた。さらに、マネージャー業務を担当する五木（村上新悟）も便乗し、「ポケットのなかくらい見せてもらおうか」と問い詰めるシーンも。
ＳＮＳでは小夜の行動に対し、「五木マネージャーも小夜ちゃんも、ちょっとヒドすぎないか！？」「小夜ちゃんその物言いはひどいぞ」など疑問視する声が寄せられており、さらに「急に小夜に金庫番任せて、怪しいなぁ五木さん･･･」「五木めちゃくちゃ怪しいな？」など、一連のトラブルが五木によるものだと疑う声も多く上がっていた。
放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。１２月１２日放送の第５２回では、スズ子が学生と汽車のなかで再会する。
文／つちだ四郎
