マンチェスター・ユナイテッドが1月に多くの選手を売却に出すつもりがあるようだ。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えた。
エリク・テン・ハグ監督の下、今シーズンはまずまずの成績。ただ、9勝7敗と6位に位置していながらもトップのリバプールとはすでに10ポイントはなされている。
一部報道でテン・ハグ監督と選手の数名の確執が報じられると、事実確認をせずに報じたとして複数メディアが出禁になるほど。ピッチ外のゴタゴタもあった中、9日のプレミアリーグ第16節ではホームでボーンマスに0-3で惨敗と、良い流れを掴めていない。
そのユナイテッドだが、FFP(ファイナンシャル・フェア・プレー)の影響により、選手の売却を進める必要がある状況。ただ、テン・ハグ監督は、チームを弱体化させる売却は望んでいない状況だ。
正式に控訴されたものの、エバートンが違反したことで暫定的に勝ち点10マイナスの処分を受けており、どのクラブも気をつけたいところだろう。
『マンチェスター・イブニング・ニュース』によれば、5選手の売却の可能性があるとのこと。元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(30)、ブラジル代表MFカゼミロ(31)、フランス代表FWアントニー・マルシャル(28)、イングランド代表FWジェイドン・サンチョ(23)、オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク(26)に可能性があるという。
ヴァランはユナイテッドへの残留を望んでいるが、最近は先発の座を失っている状況。また、ファン・デ・ベークは退団を許可しており、サンチョは監督批判を未だに謝罪しておらずチームに復帰できていない。
カゼミロは昨シーズンまでとは打って変わりコンディションに問題を抱えており、一気に序列が低下。オファーがあれば手放す考えもあるという。
そしてマルシャルは1月にオファーがなければ夏にも放出するとのこと。今季含めた4シーズンでわずか18ゴールしか記録しておらず、重雨ような戦力ではないという。