イブラヒモビッチ氏がシニア・アドバイザーとしてミランに復帰!

[写真:Getty Images]

ミランは11日、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ氏(42)が、クラブオーナーであるアメリカの投資会社『レッドバード・キャピタル・パートナーズ』の運営パートナー兼、ミラン経営陣のシニア・アドバイザーに就任したことを発表した。

レッドバードが中心となって運営するオーナーシップ組織のシニア・アドバイザーに就任するイブラヒモビッチ氏は今後、ミランのオーナーや経営陣と密接に協力しながら、オーナーや経営陣と密接に協力しながら、イブラはクラブの競技および商業運営において活躍し、勝者のメンタリティーをより強固なものにすることに貢献するとのこと。

なお、彼の職務には選手育成とハイレベルなコーチング、クラブの世界的ブランディングと商業的利益の促進、そしてクラブの新スタジアムを含む戦略的に重要なプロジェクトのサポートが含まれるとのことだ。

また、レッドバードの運営パートナーとしては、同社のグローバル投資チームと協力し、スポーツ、メディア、エンターテインメント分野における同社の投資ポートフォリオをサポートや、投資先企業に対し、商業プロジェクト、デジタルコンテンツ戦略、戦略的ブランド開発に関する助言を行い、世界的な事業拡大を目指すという。

ミランへの復帰が決まったイブラヒモビッチ氏は、プレスリリース内で以下のように喜びを語っている。

「このような影響力のある重要な役割で、レッドバードとミランの双方に参加できることに非常に感謝している。レッドバードは、世界の偉大なアスリートや チーム、ビジネス界の著名人とパートナーシップを組み、重要でインパクトのある活動を展開してきた。彼らのスポーツ、メディア、エンターテインメントの各分野において、レッドバードの投資活動に貢献できることを楽しみにしている」

「ロッソネリへの愛情は尽きることがなく、有意義な形で彼らの未来に関わることができる機会は、俺にとって夢でしかない。この機会を与えてくれたジェリー(・カルディナーレ氏)に感謝している。クラブを買収して以来、レッドバードと経営陣が示してきた献身、情熱、ハードワークは大いに称賛に値する」

「この決断は決して軽いものではなく、俺や家族にとって非常に重要で私生活に関わるものだ。サッカー選手以外のキャリアの第一歩を踏み出すために、長い間真剣に考えてたが、レッドバードとミランの一員として新しいキャリアをスタートさせることができるのは、これ以上ない喜びだ。俺と家族にとって、これはまさに故郷への帰還だ。現役生活に終止符を打ち、次の章を始める親愛なるクラブにね」

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