道立高教諭 成績「1」にする文書作成 未診断病名問題 第三者会議調査へ

道教委

 札幌市内の道立高校で特別支援教育を担当する男性教諭が、知的障害のある生徒について診断されていない病名を記載した資料を他の教職員に配布するなどした問題で、この教諭が、障害のある生徒の成績評定を5段階で「1」にする方法を示す文書を作成し、教職員間の打ち合わせで提示していたことが11日、同校などへの取材で分かった。一連の問題を調査する道教委の第三者会議は、文書が作成された経緯について調べる方針だ。

© 株式会社北海道新聞社