【佐伯】七福神に見立てた自慢の食材を使った料理を楽しんでもらう佐伯市の冬の旬食キャンペーン「さいき食の七福神めぐり」が開催されている。今年は市内の飲食22店が参加し、食材を生かしたメニューを提供。カフェや観光名所を併せて巡ると抽選で特産品が当たるデジタルスタンプラリーも企画した。来年1月31日まで。
市観光協会(岩本光生会長)が2020年から続ける食の観光振興策で、春のマグロ、夏のカキ、秋の伊勢エビに続く冬版。
七福神の食材はタイ(恵比寿天)、美人鰤(ぶり)などのブリ類(大黒天)、ヒラメ(弁財天)、ジビエ(毘沙門天)、カキやヒオウギガイ(布袋尊)、エビ類(寿老人)、シイタケ(福禄寿)―で、佐伯ごまだしを宝船に見立てる。
11月下旬に参加店のホテルで試食会があり、田中利明市長、岩本会長が「前回以上の実績を期待したい。誘客の起爆剤になれば」とあいさつ。美人鰤丼などを味わった後、生産者を代表して村松水産の村松教雄社長が「食のまち佐伯に来てほしい」と呼びかけた。
スタンプラリーは参加店舗のレジ付近などに設置されたQRコードをスマホ、タブレットで読み取ることで参加できる。参加店、食後のデザートなどが楽しめるカフェ(15店)、観光名所(9カ所)の3ジャンルから一つずつスタンプを集めると3個コース、さらに二つ加えると5個コースに応募できる。
参加店は同協会ホームページで確認できる。問い合わせは市観光案内所(0972.23.3400)。