佐賀市の佐賀駅南口広場に大きなクリスマスツリーが出現した。イルミネーションを点灯し、5千個の電球が行き交う人たちを楽しませている。24日まで。
佐賀商工会議所青年部が初めて開催する「SAGA BLUE CHRISTMAS」に合わせて9日、点灯式を行い、坂井英隆佐賀市長やJR佐賀駅の松尾宜彦駅長らが完成を祝った。
ツリーは熊本県阿蘇市から運んできたモミの木で、飾りを含めて高さ約6メートル。訪れた成章中1年の貞冨珠李さんは「青と白の電飾が冬らしくてきれい。引っ越した友達と2年後に会えるから今度は一緒に来たい」と話した。佐賀大生の森本詩巴さん（18）は「電車の待ち時間でも楽しめる。写真映えして盛り上がりそう」と喜んだ。
企画した佐賀商工会議所青年部佐賀市PR委員会の高尾晋平委員長（40）は「駅がリニューアルしたので何かできることはないかと考えた。佐賀の玄関口として、利用者に『きれいだったよ』という思い出を持ち帰ってほしい」と語った。
イルミネーションの点灯時間は午後5時～午前0時。スタンプラリーを23日まで実施していて、JR佐賀駅前からARKSにかけての計8カ所を回ると、24日開催の景品が当たる抽選会に参加できる。問い合わせは同青年部、電話0952（24）5155。（上田遊知）
