新幹線「のぞみ」が、20年ぶりに全席指定席となるこの年末年始、東海道新幹線の予約状況が発表されました。
JR東海によりますと、12月28日から1月4日までの東海道新幹線の予約状況は、11日時点で全体の45%を占める173万席となっています。
予約数は去年の1.5倍以上で、コロナ前(2018年)を17%上回っています。
この年末年始、新幹線「のぞみ」は、1編成に250席ある自由席を全て取りやめて“全席指定席”になります。
全体で予約可能な席の数も増えていますが、それでも12月29日と30日の一部下り列車では、すでに満席近い予約だということです。
下りのピークは12月29日、上りのピークは1月3日となっていて、名古屋駅ではこれに加えて12月30日と1月2日の「のぞみ」に多くの混雑が見込まれています。
JR東海はピークの前後は比較的予約しやすくなるため、日時をずらして旅行することも検討してほしいとしています。
また、あわせて発表されたJR各社の新幹線指定席の予約数は、290万席と去年の1.5倍ほどで、コロナ前と比べても1割ほど上回っています。