トヨタ、2024年も全日本ラリーに次世代スポーツ自動変速機を搭載したGRヤリスを投入

 TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は12月12日、東京都江東区のCITY CIRCUIT TOKYO BAYにて2024年シーズンの国内レース体制発表会を行った。そのなかでJRC全日本ラリー選手権の参戦体制も明らかにされ、引き続き次世代スポーツ自動変速機(DAT)を搭載したGRヤリスでJN1クラスに参戦することが明らかにされた。

 WRC世界ラリー選手権をはじめ、各種ラリーに挑戦するTGR。そんなTGRは“人材育成“と“モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり“を実践するべく、社員が監督、エンジニアおよびメカニックを務める体制で全日本ラリー選手権のトップカテゴリーのJN1クラスに参戦してきた。

 なお、11月16日から19日にかけて、愛知県と岐阜県を舞台に開催された2023年WRC世界ラリー選手権第13戦『ラリージャパン』ではナショナルクラス優勝を飾っている。

 車両は2024年シーズンも引き続き、ダイレクト・オートマチック・トランスミッション(DAT)を搭載したGRヤリスGR4ラリーDATとなる。また、ドライバーは眞貝知志、コドライバーは安藤裕一が継続となった。

 より改良、そして熟成を重ねたDATとともに、どのような戦いを見せてくれるだろうか。社員チームの挑戦に引き続き注目したい。

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