2024年1月5日より劇場公開される、イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨン出演の韓国映画「コンクリート・ユートピア」から、本作の舞台となったファングンアパートの特徴をコミカルに描いた、”入居者募集告知”の映像が公開された。
映像は、「コンクリート・ユートピアへようこそ！」のひと声で始まり、未曽有の大災害から唯一残ったファングンアパートが誇る”最強の耐震構造”を売り込んでいる。加えて、険しい表情をしたイ・ビョンホン演じる住民代表・ヨンタクとパク・ソジュン演じる防犯隊長・ミンソンが力ずくで入居者以外の者たちをマンションから追い出す姿を通し、鉄壁のセキュリティで守られていることをアピール。「安心の空間をあなたに」と笑顔のミンソンが映し出されたかと思いきや、一転して「詮索は厳禁です」との注意が促される。
さらには、「※住民代表が暴走する可能性があります」という不穏な注意書きとともに、ヨンタクが銃を手に取り怒りをあらわにする場面が描かれる。笑顔で暮らす住民たちの姿をカメラで押さえつつも、頭から血を流し、「ここは住民だけの場所だ！」とメガホンで叫ぶヨンタクの鬼気迫る姿から、ファングンアパートでの生活が一筋縄ではいかないことがうかがえる映像となっている。
「コンクリート・ユートピア」は、大地震により一瞬にして廃虚と化した首都ソウルを舞台とした作品。唯一崩落しなかったマンションを舞台に、そこに集まった生存者たちが巻き起こす物語を描く。韓国では2023年8月9日に公開され、初登場動員数1位を記録し、公開7日で観客200万人を突破する大ヒットとなった。来年発表の第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品に選出されている。
マンションの臨時住民代表・ヨンタクを演じるのは「非常宣言」「白頭山大噴火」などのイ・ビョンホン。マンションの住人で誠実な公務員・ミンソンを、「梨泰院クラス」や「ミッドナイト・ランナー」などで知られるパク・ソジュンが演じる。ミンソンの妻で看護師のミョンファ役ををパク・ボヨンが務めている。監督は「隠された時間」などのオム・テファ監督。
【作品情報】
コンクリート・ユートピア
2024年1月5日（金）全国公開
配給:クロックワークス
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