搭乗型ロボット「アーカックス」とは
アーカックスは、SFに出てくるような大型ロボットに実際に乗り込んで操縦するという、多くの人が憧れた夢の体験を世界に提供しようと誕生した。搭乗型ロボットに必要な要素である「アニメ」「ゲーム」「産業機械」「自動車」などは日本が得意とするものであり、同社はこれらを融合した「This is Japan」な製品を世界に供給したいと考えているという。
アーカックスは搭乗型ロボットという全く新しいマーケットを形成することを目的としており、超高級車や自家用ジェット機のようなラグジュアリー市場を同社製品のベンチマークとしている。国内だけでなく海外向けの受注販売も開始している。
https://www.drone.jp/news/2023092614113573331.html
また、同社はアーカックスを通じて子どもたちがモノづくりに興味を持つきっかけを作り出し、次世代のエンジニアに日本のモノづくり技術を繋げられればと考えているという。
「アーカックス」と「動くガンダム」との関係
アーカックス開発責任者である同社CTO石井啓範氏は、「動くガンダム」開発プロジェクトである「ガンダム GLOBAL CHALLENGE(GGC)」のテクニカルディレクターでもあることから、「アーカックス」に搭載している技術は「動くガンダム」との関係が強いという。メカやシステムの基本構成が近しく、搭載部品などサプライヤにも引き続き協力してもらったのだという。
技術的な側面で親和性が高く、「動くガンダム」のレガシーの一部として、今回GUNDAM FACTORY YOKOHAMAにてアーカックスを展示することにしたとしている。