「ぶつかったやろ」24歳男性に因縁、顔面殴り2万円奪う 容疑で中学3年の2人逮捕

下京署

 路上で男性を殴って現金を奪ったとして、京都府警少年課と下京署は12日までに、強盗致傷の疑いで、いずれも滋賀県近江八幡市の中学3年の15歳と14歳の少年2人を逮捕した。

 2人の逮捕容疑は、共謀し、11月19日午前3時50分ごろ、京都市下京区のJR京都駅近くの路上で、左京区の大学院生の男性(24)に因縁をつけて、顔面を殴って鼻の骨を折るなど全治約1カ月のけがを負わせた上、現金2万円を奪った疑い。2人は容疑を認めているという。

 府警によると、2人はキャリーケースを押していた男性に対し、「今ぶつかったやろ。ぶつかったのに何もないんか」などと言いがかりをつけたという。

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