御曹司役の水上恒司があさイチ登場、大吉恐縮「創業者の息子…」

「スイングの女王」として、のちに戦後の日本を照らす大スター・福来スズ子の人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。12月12日放送の第52回では、水上恒司演じる学生・愛助が「村山興業」の御曹司であることが発覚し、直後に水上が出演した番組『あさイチ』での一幕が話題となった。

汽車にて、偶然乗り合わせた愛助(水上恒司)と話しをするスズ子(趣里)(C)NHK

巡業先の愛知で、自身の大ファンだという学生・村山愛助(水上恒司)と出会ったスズ子(趣里)。ひょんなことから愛助と食事をともにしたスズ子たちは、翌日旅館を出ようとすると愛助が宿泊費を半分支払ってくれたことを知り驚く。

申し訳なさを感じつつも帰路につくスズ子だったが、汽車のなかで愛助と再会する。楽団のお金が紛失するというトラブルも無事解決し、スズ子はその場に居合わせた少女のために『故郷』を歌うのだった。

今回の放送では、愛助が大阪の有名な企業「村山興業」の御曹司であることが明らかに。さらに、スズ子の付き人・小夜(富田望生)から楽団のお金を盗んだと疑われていたものの、小夜が足袋のなかにお金を隠したことを忘れていただけという事実が発覚した。

直後に放送された同局の朝番組『あさイチ』では、愛助役を演じる水上がゲスト出演。MCの博多大吉が「お金を盗んだじゃないかって言った小夜という女・・・我々で懲らしめておきました」「創業者の息子さんだった・・・」と頭を下げ、水上が「悪い子じゃないんで」とフォローを入れる一幕があった。

大吉の所属する「吉本興業」が「村山興業」のモデルであると思われることから、一連の流れを受け、「まじで小夜ちゃんこらしめてやって、大吉さん」「大吉さん・・・いくら村山(吉本)の御曹司だからって、余計な気を遣いまくってて」「大吉さんww 事務所の御曹司だもんね」といった声が相次ぎ、X(旧ツイッター)では「村山興業」がトレンド入りしていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。12月13日放送の第53回では、東京に帰ったスズ子のもとに、愛助から手紙が届く。

文/つちだ四郎

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