高校生のアイデア、弁当にぎっしり 高岡商がアルビスと協力、開発

生徒が考案した弁当

 アルビス(射水市)と共同で弁当の開発に取り組む高岡商高の商品開発企画発表会は12日、同校で行われ、流通経済科の3年生3グループがこだわりの弁当をプレゼンテーションした。3種類の弁当は来年1月20、21日に高岡市のアルビス美幸町店で販売される。

 3年生38人が9月から8グループに分かれて開発に取り組んだ。アルビスの出前講座で物流や商品開発などを学び、12日は商品性の高さなどが評価され、校内選考を通過した3グループが弁当を紹介した。

 弁当は県産食材を使用し、斬新な組み合わせを楽しめる「とやまのあったカレーおでん弁当」、幅広い食材を手まりずしにし、愛らしくコンパクトに仕上げた「パクっと弁当」、世界のグルメをコンセプトにし、旅行気分を味わえる「高商生流!Hawaiianポキ丼」で、生徒や教員らが試食した。

 同社商品部の温井啓介惣菜課長補佐が「コンセプトやターゲットをしっかり考えており、高校生らしいアイデアが刺激になった」と講評した。

弁当をプレゼンする生徒=高岡商高

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