久保先発のソシエダが敵地でインテルにドロー、首位通過【CL】

[写真:Getty Images]

チャンピオンズリーグ(CL)グループD最終節、インテルvsレアル・ソシエダが12日に行われ、0-0で引き分けた。ソシエダのMF久保建英は86分までプレーしている。

既に決勝トーナメント進出が決まっている勝ち点11で並ぶ2位インテルと首位ソシエダによる首位通過を懸けた一戦。インテルはラウタロ、バレッラ、バストーニをベンチスタートとした以外は現状のベストメンバーを送り込んだ。

一方、得失点差で上回るソシエダは引き分けで首位通過となる中ベストメンバーで臨み、久保は[4-3-3]の右ウイングで、オヤルサバル、サディクと共に3トップを形成した。

ソシエダが押し込む入りとなった中、右サイドに張る久保を起点に攻め込む序盤となった。

しかしシュートに持ち込むには至らず、前半半ば以降はテュラムを起点としてインテルが徐々にカウンターで応戦する展開に。38分には人数のかかったカウンターから好機があったが、ムヒタリアンのボレーはゴールライン前のトラオレにブロックされ、ゴールレスで前半を終えた。

ソシエダがポゼッションで上回ったものの好機の少なかった前半を終えて迎えた後半も同様の入りとなる。ソシエダがボールを持ち、インテルが構える構図で推移した。

引き続き膠着状態が続いた中、65分にインテルは3枚替え。ラウタロやバレッラを投入した。するとラウタロがゴールに迫るシーンを2度ほど作ったインテルだったが、攻勢に出るには至らない。

75分には久保がボックス内へ仕掛けて倒されたかに思われたが、シミュレーションを取られ、86分にピッチを後に。

追加タイムにはラウタロがボックス内から際どいボレーを放ったものの枠を捉えきれず、ソシエダが0-0で試合を終わらせ首位通過を決めている。

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