企業の事業継続のカギ 足利銀行松下会長 北綜警創立55年記念式典で語る

 足利銀行の松下正直会長は12月12日に宇都宮市内で講演し、これからの企業経営について「約束を守る。誠実に対応する。ウソをつかない。といった基本的な対応の積み重ねが信用信頼をし続けることにつながる」、「人に感謝する気持ちや仏教用語の"利他"(自分よりほかの人に尽くす)の心が大切」、「こうしたことの積み重ねが結果を左右する"運"につながるのではないかと思う」などと自らの考えを述べました。

 これは12日に創立55年を迎えた宇都宮市に本社を置く北関東綜合警備保障の記念式典で述べたものです。足利銀行の松下会長は、記念講演で企業が持続的に成長するためは事業革新のための設備投資やイノベーションの活用が不可欠と指摘しました。

 また、100年企業を引き合いに100年以上にわたって事業を継続できた理由として、その7割以上の経営者が取引先や顧客との信頼関係を挙げていると事業継続の鍵について自身の考えを語りました。

© 株式会社とちぎテレビ