唐津市肥前町の切木小で、機関車をモチーフにしたイルミネーションが点灯されている。地元を活気づけようと地元の有志が2021年から実施し、全校児童40人と共同制作して地域に元気を送っている。
機関車は高さ3メートル、長さ27メートル。児童たちが思い思いに作ったハート形などのチューブライトをはじめ、約1万2500個の電球が色とりどりの光を放っている。来年1月末まで、午後5時～午後10時に点灯する。
6日に開かれた点灯式では、「切木和太鼓会」が力強い演奏で花を添えた。6年の大久保太雅たいが君は「もうすぐ卒業するけど、素敵な思い出ができた」。同校OBで発起人の前田勝久さん（47）は「多くの地区の方が通る道路。この場所を通る人々の心の癒やしになれば」と話す。（松岡蒼大）
