口之津の絶景をカレンダーに 南島原の地域活性化グループ

口之津周辺の絶景を撮影したカレンダー=南島原市口之津町、長池呉服店

 南島原市口之津町の地域活性化グループ「口之津港の魅力をIKASU会 くちのつエビス倶楽部」は、2024年版のカレンダーを発売した。1部(縦52センチ、横38センチ)1200円。収益金は会報誌や交流活動の資金に充てる。
 同倶楽部(14人)は18年に発足。地域交流イベントや市口之津港ターミナルビルのイルミネーション点灯などをしている。24年版は、地元写真愛好家5人が同町や周辺の絶景を集めた8点を掲載。雪が降り一面の銀世界となった口之津港(1、2月)や、朝陽を浴びて輝くヒマワリ(5、6月)、天草諸島の遠望(7、8月)など心を癒やす光景が並ぶ。
 塩田善之代表(68)は「5作目もメンバー全員満足のいく出来栄え。毎回好評で、東京や神奈川、大阪など遠方の購入希望者もいる。地元の風景を懐かしんでいるようだ」と話している。問い合わせは同倶楽部事務局の長池呉服店(電0957.86.2017)。

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