「安全最重要」と米国防長官 オスプレイ墜落事故で

 【ワシントン共同】米国のオースティン国防長官は12日、木原稔防衛相と電話会談し、鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故を巡り「米軍人と日本人社会の安全が最重要課題だ」と伝えた。全てのオスプレイの飛行を一時停止とした米側の判断についても意見交換した。国防総省が発表した。

 米軍によると、予備調査の結果、事故は機材の不具合で起きた可能性があり、飛行一時停止により徹底的な調査を実施するとしている。国防総省のライダー報道官は12日の記者会見で「日本と緊密に連携し、調査に関する情報を共有していく」と強調した。

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