信徒、住民ら癒やすイルミネーション 平戸・宝亀教会

イルミネーションに彩られたカトリック宝亀教会=平戸市宝亀町

 今年3月に献堂125周年を迎えた平戸市宝亀町のカトリック宝亀教会がイルミネーションに彩られ、信徒や地域住民らを癒やしている。点灯は来年1月上旬までの予定。
 同教会の信徒、小川益見さん(78)ら有志が毎年、飾り付けをしており、今年は1万個超の発光ダイオード(LED)電球を使用した。
 例年通り、キリストの生誕にちなんだ「ベツレヘムの星」をイメージした星形を設置。教会堂から数メートル下の段にある駐車場までの植え込みを飾る電球を増やし、防犯灯のポールにも新たに電飾を施した。訪れた信徒は「うわー、きれか」などと歓声を上げた。
 同教会は1898年に建てられ、正面はれんが造り、背面(聖堂部)は木造の複合構造。2003年、県文化財に指定された。点灯は毎日午前5~7時、午後5~9時。

© 株式会社長崎新聞社