ハワイに安く行く方法は?4つの費用を抑えて旅行する方法を解説!

日本人観光客から高い人気を誇るハワイ。毎年多くの日本人観光客が訪れる南国リゾートですが、ハワイ旅行を考える方にとってもっともネックになるのは「費用」でしょう。

安くハワイに行くには、次の4つの費用を抑えることが重要です。

1. 航空券代 2. ホテル代 3. 食費 4. 現地交通費

次から、上の4つの費用を抑えて、ハワイに安く行く方法を解説します。あまりお金は出せないけどハワイに行きたいという方は、ぜひ参考にしてみてください!

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目次

ハワイに安く行く方法①航空券代を抑える

ハワイ旅行でもっともお金のかかる費用が、航空券代とホテル代です。このうち、航空券を安く取得できれば、ハワイ旅行の費用を抑えられます。

次から、ハワイ旅行の航空券を安く購入する方法を3つ紹介します。

安い時期に航空券を購入する

ハワイ旅行に限らず、航空券を安く手に入れるには、安い時期に購入することが重要です。

実は、ハワイ旅行の航空券代は、最安値だけを見ると時期によってあまり変わりはありません。強いて言うならば、1・2、4~6、8・9、11~12月が航空券代の安い時期になっています。

羽田~ホノルルで、1年間の航空券代の最安値(デルタ航空)は次のとおりです。

<羽田空港~ダニエル・K・イノウエ国際空港の最安値(デルタ航空の往復航空券)>

航空券代

1月

93,690円

2月

93,690円

3月

95,090円

4月

93,690円

5月

93,690円

6月

93,690円

7月

95,090円

8月

93,690円

9月

93,690円

10月

96,490円

11月

93,690円

12月

93,690円

ただし、月によって最安値に変動がないとは言っても、日によります。GWや年末年始など大型連休の日に旅行すると当然高くなりますので、安くハワイ旅行を楽しみたい方は、これらの日は避けるべきです。

参考:ハワイ旅行が安い時期はいつ?ホテルや航空券の費用相場を紹介

航空券比較サイトを利用する

なるべく安く航空券を取得したい方は、航空会社のサイトだけを見るのではなく、航空券比較サイトを利用しましょう。

航空券比較サイトを利用することで、該当区間内で航空券代が一覧で表示されるので、一目で安い航空券がわかります。

たとえば、航空券比較サイトの「Surprice(サプライス)」では、出発・到着空港や日程などを入力すると、該当区間内の航空券代が表示されます。

画像出典:Surprice

Surpriceは料金が安い順で並び替えられるので、該当の日程でもっとも安い料金も一目瞭然です。

直行便や乗り継ぎ便などで航空券の絞り込みも可能なので、なるべく安く旅行したい方は、Surpriceのような航空券比較サイトを利用することをおすすめします。

Surprice(サプライス)で予約する

ハワイに安く行く方法②ホテル代を抑える

航空券代ともう1つ、ハワイ旅行の旅費を大きく占めるのが「ホテル代」です。ホテルに安く宿泊する方法を3つ紹介します。

クヒオ通りのリーズナブルなホテルに宿泊する

▲クヒオ通り

ハワイ・ワイキキのメインストリートは、ビーチ沿いの「カラカウア通り」です。カラカウア通りは地元の人だけでなく観光客でも賑わすストリートで、高級店や高級ホテルが立ち並びます。

ホテル代と抑えたい方は、カラカウア通りから山側にある「クヒオ通り」で宿泊することをおすすめします。カラカウア通りほど人が多くなく、立地も劣る分、クヒオ通り沿いのホテルの宿泊料金は安くなっています。

「オヒア ワイキキ ステューディオ スイーツ(1泊1室13,383円~)」や「パシフィック モナーク ホテル(1泊1室17,533円~)」など、宿泊料金が安めのホテルが建ち並んでいます。

カラカウア通りより立地は劣るとは言っても、ワイキキビーチまでは徒歩圏内です。ホテルの宿泊代を抑えたいという方は、宿泊料金の安いクヒオ通りから選ぶのがおすめです。

安い時期にホテルに宿泊する

航空券代と同様、ホテルにも安い時期があります。ホテルの宿泊費で、もっとも安い時期は10~11月です、7~8月のような高い時期に比べると、1泊あたりで最大1万円弱安くなっています。

ワイキキにあるホテルの一般的な価格(1泊)を調べると、次のようになりました。

ホテル宿泊代(1泊)

1月

29,417円

2月

29,604円

3月

30,714円

4月

27,388円

5月

28,992円

6月

30,817円

7月

33,690円

8月

34,731円

9月

31,536円

10月

24,242円

11月

24,031円

12月

28,565円

ホテルにもよりますが、カラカウア通りのリゾートホテルに宿泊する方でも、10~11月の安い時期を狙うと少しでもホテル代を抑えられますよ。

コンドミニアムに宿泊する

宿泊代を極力抑えたいという方は、コンドミニアムに宿泊するのもおすすめです。コンドミニアムとは、キッチンや家電など、生活に必要な設備が整えられた宿泊施設です。

たとえば、ワイキキには「アンバサダー ホテル ワイキキ(1泊1室11,970円~)」や「ロイヤル クヒオ(1泊1室12,230円~)」など、立地がよくて格安で宿泊できるコンドミニアムがいくつかあります。

コンドミニアムは、複数人で予約するほど、1人あたりの宿泊費が安くなるというメリットがあります。宿泊人数によっては、1泊1人あたりの宿泊費が1万円を切ることもありますよ♪

ハワイに安く行く方法③食費を抑える

ハワイは物価が高く、食事代がかさむと財布のお金を圧迫してしまうもの。そこで、次からハワイで食費を抑える方法を紹介します。

ハッピーアワーを利用する

ハワイの多くのレストランやバーでは「ハッピーアワー(Happy Hour)」が設けられています。ハッピーアワーとは14:00~16:00頃~日没までで、通常よりも安くドリンクやププ(おつまみ)を楽しめる時間のことです。

たとえば、ワイキキにの人気ステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス」では、ディナーで100ドル程度の高級料理店の味が、ハッピーアワーでは10ドル程度で楽しめます。

レストランやバーで安く食事したい方は、ぜひハッピーアワーの時間帯を狙って、お店に訪れてみてくださいね♪

コンドミニアムで自分で食事を作る

食費を極力抑えたい方は、現地のスーパーで食材を購入し、コンドミニアムのキッチンで料理するのもおすすめです。

ハワイのワードエリアにある地元のスーパーマケット「ホールフーズ・マーケット」や、アラモアナにある「フードランド ファームズ アラモアナ」などでは、ハワイサンの食材が安く手に入ります。

ハワイはマグロ漁が盛んで、地元スーパーにはポケ(マグロの切り身)が安く売られています。サラダと和えて食べたり、ご飯の上に載せて「ポケ丼」を作ったりすると、安くておいしい食事ができますよ♪

料理するのが面倒だけど食費は抑えたいという方は、地元スーパーでテイクアウトするのもおすすめ!鶏の唐揚げやサラダ、ポケ丼などのテイクアウトでき、レストランよりも安価で食べられますよ。

ビーチ沿いのレストランやバーを避ける

なるべく安いレストランやバーに行きたい方は、ビーチ沿いのお店は避けることをおすすめします。目の前にビーチがあるレストランやバーは、景色がよい分、同じメニューでも一般的なレストラン・バーよりも高くなります。

たとえば、シンプルなカクテルは8~12ドル程度ですが、ビーチ沿いのレストランであれば15~20ドル程度はかかる場合があります。

もちろんお店にもよりますが、同じメニューでも2倍以上の価格がする場合があるので、なるべくお店での食費を抑えたい方は、ビーチから離れたレストラン・バーを利用することをおすすめします。

ハワイに安く行く方法④現地交通費を抑える

ハワイは観光地として有名なだけあって、交通網も整備されています。現地での交通手段を工夫すれば、交通費をかなり抑えられます。

そこで、次からハワイの現地交通費を抑える方法を紹介します。

「ザ・バス」メインでオハフ島を移動する

ハワイ・オアフ島には、島全体を網羅する市バス「ザ・バス」が運行しています。ザ・バスは運賃が安く、1回の乗車につき大人(18歳以上)は3ドル、子ども(6~17歳)は1.5ドル、6歳未満の子どもは無料です。

1日に何回もザ・バスを使うという方には「ホロカード(HOLO Card)」が便利です。ホロカードは日本のSuicaのような交通系ICカードで、車内のカードリーダーにかざすことで乗車できます。

発行手数料2ドル、1日乗り放題7.5ドルで利用できます。タクシーやレンタカーに比べても、ザ・バスをホロカードを使って移動するだけで、かなり現地交通費を抑えられるので、積極的に利用してみてください。

なお、ホロカードはサテライトシティホール(アラモアナセンターを除く)やフードランド、ABCストア(一部を除く)などで購入可能です。また、購入時には3ドル以上のチャージが必要です。

JCBカード提示でワイキキトロリー(ピンクライン)を無料で乗車する

トロリーは公共バスのザ・バスとは別に運行されているもので、観光に特化したバスであり、ワイキキの名物の1つです。

トロリーの主要路線は「レッドライン」「ブルーライン」「グリーンライン」「ピンクライン」の4ラインです。このうちピンクラインのみ、乗車時にJCBカードを提示するだけで、乗車賃が無料になります。

ピンクラインは、ワイキキとアラモアナセンターを結ぶ路線です。ハワイ最大のショッピングセンター「アラモアナセンター」や、ワイキキの主要ホテルなどにアクセスしたい方に便利な路線です。JCBカードをもっている方は、積極的にピンクラインのトロリーを活用して、無料で移動してしまいましょう♪

なお、JCBカード提示によるピンクライン乗車賃無料キャンペーンは、予告なく終了する可能性があります(2023年11月23日時点で、2025年3月31日まで実施)。旅行時には、以下のページから最新の情報を確認するようにしましょう。

ワイキキトロリーバス乗車賃無料について

人数が多い方は「レンタカー」や「Uber」を活用する

旅行人数が多い方(4人以上)という方は、ハワイ島内を自由に動けるレンタカーやUberを利用するのもおすすめです。

レンタカーは4日間で2万円程度なので、仮に5人で旅行すれば、1人あたり4,000円程度の費用で済みます。

ハワイには個人タクシーを配車できるUberもあり、タクシーのように自由に移動したい時に便利です。Uberについても、複数人でシェアすれば1人あたりの料金は抑えられるので、団体で旅行している方にはおすすめの交通手段です。

それでも高くてハワイは行けない…という方にはグアムがおすすめ!

ハワイ旅行は、4泊6日で1人あたり最低でも26万円は必要です。さらに、現在のハワイは昔に比べてかなり物価が上がってきており、安く行く工夫をしたとはいえ、それなりにお金がかかることにはなるでしょう。

「お金が抑えたいけど、リゾート地には行きたい」という方には、同じくアメリカンリゾートのグアムがおすすめです。

ハワイと比較した、グアム旅行のメリットを3つ紹介します。

参考:ハワイ旅行の費用目安は?費用の内訳や安い時期を解説!

①グアムは3泊4日で15万円~旅行できる

ハワイは4泊6日で26万円~ですが、グアムは3泊4日で15万円~で旅行できます。

実は、「ハワイの4泊6日」と「グアムの3泊4日」は、現地滞在時間で見るとそれほど大差はありません。ハワイ旅行4泊6日でフリーな日は3日間であり、同じくグアムの3泊4日の現地滞在時間も3日間程度です。

現地滞在時間はそれほど変わらないのにグアムのほうが安い理由の1つは、物価がハワイよりも安いから。一概には言えないものの、グアムの物価はハワイの半分程度です。

たとえば、ハワイでしっかり夕食を楽しみたければ、最低でも1人5,000円は用意しておきたいところ。一方で、グアムであれば10ドル台(約1,494円~)で充実した食事を楽しめます。

▲2023年7月撮影。ハガニアにあるカリフォルニアピザキッチンのメニュー表。10ドル台で、1人では食べきれないような量のピザを注文できる。

そのほか、グアムは自由貿易港のため、消費税もかかりません。このような面で、現地滞在費はハワイより断然安く、コストを抑えてリゾートを楽しみたい方にはグアムがおすすめです!

②約3時間半で渡航できる

© グアム政府観光局

ハワイまでの飛行時間が約7時間なのに対し、グアムには約3時間半で渡航できます。ハワイの半分程度の時間で渡航できるため、グアムの航空券代は割安となっています。

グアムは飛行時間が短いので、子連れのファミリーや多忙な社会人におすすめの海外リゾートです。長時間のフライトは小さな子どもにとって負担が大きく、また面倒を見る両親への負担も重くのしかかります。

一方で、グアムは約3時間半なので、機内食を食べて映画を1~2本でも見れば、あっという間に到着です。そのため、子連れの海外旅行先として多大な人気を誇っており、実際にグアムにはファミリー層を多く見かけます。

また、グアムは2泊3日~旅行でき、3連休でもあればグアムに渡航できます。ハワイのように長期休みを取る必要がなく、手軽に行ける海外旅行先として、グアムは高い人気を誇っています。

参考:グアムまでの飛行機の時間は約3時間半!空港ごとの飛行時間や料金など

③時差がたったの1時間なので時差ぼけしない

© グアム政府観光局

ハワイと日本の時差は19時間もあり、ハワイ到着後に、時差ぼけで倦怠感や不眠などの症状を引き起こしてしまうことがあります。

そのため、ハワイ初日から万全の体調で楽しむことは難しく、また翌日に疲れを残してしまうでしょう。

一方で、グアムと日本は南北に位置しているため、時差がたったの1時間です。そのため時差ぼけを起こすこともなく、グアムは到着したその日から十分に楽しめます!

また、グアムから帰国した翌日に、時差ぼけによる疲れを残すこともありません。日本から約3時間半で行けることも相まって、グアムは日本人観光客から高い人気を誇っているのです。

参考:グアムと日本の時差はわずか1時間!標準時やフライト時間なども解説!

まとめ:休暇を利用してお得にハワイ旅行を楽しもう!

ハワイは物価が上がってきていますが「航空券代」「ホテル代」「食費」「現地交通費」の4つの費用を工夫することで、ある程度コストを下げることができます。この記事でこれらの費用を下げる方法について解説したので、安くハワイ旅行したい方はぜひ参考にしてください。

ただ、ハワイ旅行は4泊6日で26万円~かかります。安く旅行する工夫をしたとしても、これほどお金を用意できないという方は、3泊4日15万円~で旅行できるグアムも検討してみてください。

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