2024年2月2日より劇場公開される、橋本愛が主演し、仲野太賀、木竜麻生が出演する映画「熱のあとに」の、予告編が公開された。
予告編は、血まみれで倒れているホストの隼人（水上恒司）を、沙苗（橋本愛）がタバコを吸いながら見下ろし、不敵な笑みを浮かべるシーンから始まる。事件から6年がたち、沙苗はお見合いで出会った健太（仲野太賀）と結婚する。指輪を手渡し、ドライブをする2人の幸せそうな姿が映し出され、安全な結婚生活が始まったかと思っていた矢先、謎の隣人・足立(木竜麻生)が現れる。「なんで健太くんだったの？」「あえて後戻りできない状況に、自分を置きたかったの？」と足立に問われ、困惑する沙苗の姿が収められている。
そして、歌舞伎町で隼人の後ろ姿を見かけたことをきっかけに、沙苗の心がざわつき始める。「隼人さん、君に会いたいって」という意味深なセリフ、湖でもみくちゃになる二人、「おまえ、あいつに一千万貢いだよな。体売ってさ」と激昂する健太の言葉も、沙苗にはまったく響いていない。過去にすべてをささげたホストの隼人か、そんな自分を受け入れてくれる健太の温もりか、沙苗の愛の選択が描かれる。終わりには、血のついた包丁、ボートで湖に漕ぎ出す足立、銃を手に取る健太など、不穏なシーンが次々と映し出される。
「熱のあとに」は、愛したホストを刺し殺そうとした過去を持つ沙苗の、振り切った愛し方を描いた作品。事件から6年後、自分の過去を受け入れてくれる健太と結婚し、平穏な日常を送っていた矢先、謎の隣人が現れる。主人公・沙苗のキャラクターは、2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件から着想を得て生み出されたという。監督を務めるのは、本作が商業デビュー作となる山本英。
【作品情報】
熱のあとに
2024年2月2日（金）、新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか全国ロードショー
配給：ビターズ・エンド
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