勝てば自力でのCL決勝T進出、PSG指揮官「完璧な試合をしてグループ首位で終えたい」

ドルトムント戦に向け意気込みを語ったエンリケ監督[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督がチャンピオンズリーグ(CL)での決勝トーナメント進出を誓った。クラブ公式サイトが伝えた。

グループF第5節のニューカッスル戦をなんとか1-1のドローに持ち込み、勝ち点「7」のグループ2位としているPSG。13日には、すでにグループ突破を決めている首位ドルトムントとの最終節に臨む。

勝てば自力での決勝トーナメント進出だけでなく、逆転での首位突破も決まるこの一戦。エンリケ監督は勝利と首位浮上への強い想いを語った。

「我々はチャンピオンズリーグの全試合で得点している。明日はその流れを継続して勝利を収め、完璧な試合をしてグループ首位で終えたい」

「相手はとても良いチームだし、難しい試合になるだろう。だが一番大事なのは、自分たちのプランを遂行し、プレッシャーにのまれないこと。試合に勝つためにできる限りの対処をする」

また、エンリケ監督は決勝トーナメント進出をまだ決められていないことを嘆くのではなく、自力突破の可能性を残して最終節に臨める今の状況に胸を張った。

「私はポジティブな点に注目している。今日におけるポジティブな点は、非常に難しいグループの中で、自分たちの運命を自分たちで握っていることや、首位でフィニッシュできる可能性があるということだ」

「だから明日の試合は必ず勝ちたいし、勝つつもりだ。論理的に見れば、このようなグループにおけるチーム間の差は小さい。最終節のみを残す中、すでに予選通過を決めているのはドルトムントだけだ」

自チームの選手の状態にも言及。FWゴンサロ・ラモスが直前にインフルエンザを患ったため、前日トレーニング欠席すると報告した一方、累積警告で出場停止のFWウスマーヌ・デンベレの代役については問題なしと主張した。

「(直近の)ナント戦で、サイドでプレーした選手たちのパフォーマンスには満足している。サッカーはチームスポーツだ。その責任は全員で分かち合わなければならない」

「パリの私のチームでは、欠場する選手の代役を見つけるのはいつだって簡単なことだ。選手の欠場は決して言い訳にならないし、そこに関して文句を言うつもりもない」

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