オリヴィア・ロドリゴ、新曲「Can’t Catch Me Now」の幻想的なTVパフォーマンスを披露

オリヴィア・ロドリゴが、現地時間2023年12月11日に放送された『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』に出演し、映画『ハンガー・ゲーム0』のサウンドトラックに提供した新曲「Can’t Catch Me Now」のパフォーマンスを披露した。

今月は『サタデー・ナイト・ライブ』や米NPRの『タイニー・デスク』コンサートなどで楽曲を披露してきた彼女は、米ニューヨーク・マンハッタンにあるエド・サリヴァン・シアターを霧が立ちこめる幻想的な空間に変えた。白いスリップドレスを着たはかなげな姿の彼女が椅子に腰掛けながらこの楽曲のサビをささやくように歌うと、カメラが後ろにパンし、スモークを切り裂く白い光と、この曲の印象的なトラックを演奏するバック・バンドが映し出された。

後半にオリヴィアは立ち上がり、「You can't catch me now」(もう私をつかまえることはできない)と歌い上げながら曲はクレッシェンドし、最後に彼女が「You thought that this was the end」(これで終わりだと思ったでしょう)と囁く不穏な結末を迎えた。

この回が注目された理由は他にもあった。2週間前に盲腸破裂で緊急手術のため入院していた司会のスティーヴン・コルベアが復帰したからだ。いつもは落ち着いているコルベアは、大御所司会者のデイヴィッド・レターマンとトークをした翌朝の11月21日に“腹部の強烈な痛み”に苦しんだと話した。「痛みは治まるだろうと思ったので、その夜、番組をやることにしたんだ。そんなにひどいことないだろう?(と思ったが)結果すごくひどかった」と彼は語った。番組出演を決行しようとした彼は、妻のイーヴィに病院に行くよう説得されたそうだ。

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