リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、夏の移籍市場でモイセス・カイセドとロメオ・ラヴィアの獲得に失敗したことを、「ラッキー」と発言した。イギリス『イヴニング・スタンダード』が報じている。
リヴァプールは今年の夏に、それまで守備的ミッドフィールダーのスタメンだったファビーニョが退団し、同ポジションの補強が急務であった。しかし、カイセドとラヴィアの獲得は失敗し、両選手はチェルシーへ移籍した。
カイセドはブライトン在籍時のようなパフォーマンスを発揮できず、ラヴィアは相次ぐ負傷のため新天地での公式戦デビューを果たせずにいる。
クロップ監督はこう語った。
「夏の移籍市場は奇妙なことがいくつか起こったが、ここだけの話、『なんてこった。我々はラッキーだったんだ!』と言える」
「あの時はこうなること(カイセドの不調とラヴィアの負傷)は予想できなかった。だけど、そうだね。補強は上手くいった。それは本当に嬉しい」
「カイセドとラヴィアがリヴァプールへの移籍を望んでいないことは明らかだった。最終的に我々は遠藤航を獲得した。彼は並外れた選手だ。彼は間違いなく来たがっていたし、それが我々の助けになった」
シーズンはまだ折り返し地点に到達していない。最後に笑うのはリヴァプールかチェルシーか。