ユヴェントスなどで活躍した元イタリア代表DFキエッリーニが引退を発表 EURO 2020ではイタリアを優勝に導く

写真:数々の輝かしいタイトルを掲げたキエッリーニが遂にそのスパイクを脱いだ ©Getty Images

ユヴェントスやイタリア代表で活躍し、現在はメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFCに所属するジョルジョ・キエッリーニが自身のX(旧Twitter)の公式アカウントで引退を発表した。イギリス『BBC』が報じている。

キエッリーニは12歳の時に、地元のリヴォルノの下部組織でキャリアをスタートさせると、2004年にユヴェントスへと移籍した。移籍した当初は左サイドバックでの出場が多かったが、徐々にセンターバックとして頭角を現し、その後ユヴェントスのセンターバックとして定位置をつかんだ。

2011-12シーズンには、セリエAのリーグ戦無敗優勝を経験すると、同シーズンから2019-20シーズンまでのセリエA9連覇に貢献した。その間、ユヴェントスの守備を引っ張ってきたのがキエッリーニだ。

UEFA EURO 2020ではイタリア代表の主将として出場し、そのリーダーシップで同代表を優勝に導いた。

キエッリーニは自身のX公式アカウントでこう語った。

「あなたは私の人生において最も美しく、情熱的な旅であった。あなたは私のすべてだ。私はあなたと共に忘れがたい、比類のない道を歩んできた。そして今、人生の新たな扉を開き、新たな挑戦へと向き合い、更にエキサイティングで重要な物語を書く時がきた。」

また、ユヴェントスはキエッリーニの引退に際して、こう述べた。

「ユヴェントスとサポーターにとって背番号3が表すものはただ1つ、ジョルジョ・キエッリーニ。あなたは常に我々のそばにいて、助けが必要なときにすぐ駆けつけるスーパーヒーローのようでした」

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