ふたご座流星群、今年は観測に好条件

12月14日の晩は「ふたご座流星群」天文現象が香港でも観測できるという。12月12日付政府公報によると、12月中旬に活発な活動が見られる「ふたご座流星群」は今年最も観測条件が理想的な流星群の1つ。香港天文台の話では、流星群が出現する時は流星がまるで夜空のある一点(放射点)から外側に向かって放出されるように見えるという。今回は12月14日19時30分ごろに北の方角から始まり、放射点がだんだん高くなり、それに伴い流星が増えるそうだ。ピークを迎えるのは12月15日3時ごろ。今回は月光が流星観測に与える影響はわずかだと予測されることから、視野の広い郊外の暗い場所では1時間に20個以上の流れ星が観測できるチャンスがある。香港太空館(香港スペースミュージアム)では12月14日21~23時に、ユーチューブチャンネルおよびフェイスブックで流星群の様子を生配信する予定だ。流星観測のコツや天文知識の解説もあるという。詳細はホームページ(hk.space.museum)で案内している。

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