ラッピング列車「カープ号」ラストラン JR芸備線・福塩線

庄原市民の有志が資金を集めるなどして、2年にわたりJR芸備線と福塩線で走らせてきた「カープ号」が、12月13日運行を終えました。

12月13日、午後4時半、JR三次駅には「カープ号」の最後の雄姿を一目見ようと、多くの人が訪れていました。「カープ号」は、存続が危ぶまれる芸備線を盛り上げようと、地元の「芸備線にカープ号を走らす会」が計画。運行に向けて必要な300万円余りを募金などで確保して実現しました。あわせて、カープの応援にも一役買ってきました。

■沿線住民の子ども

「きょうで最後だから寂しい」

■男性

「カープ号を見てみんな元気をもらえてありがとうという気持ちでいっぱいです。」

■芸備線にカープ号を走らす会 住田則雄事務局長

「カープ号が沿線の人たちの希望の星みたいになりました。これがあとに繋がっていただければ言うことはありません」

「カープ号」は、沿線の多くの人に惜しまれながら、13日で2年間の運行を終えました。

《2023年12月13日放送》

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