芦田川流域のダムで貯水率低下 少雨が原因 広島

広島県東部の芦田川流域で、雨が少なくダムの貯水率が下がっているとして、対策を検討する会議が開かれました。

芦田川流域では、例年に比べ半分から8割ほど雨が少ない状態が続き、八田原ダムと三川ダムを合わせた貯水率が50%を切っています。

このまま雨が降らない状態が続くと、20日にも取水制限を始める目安となる1万5千tを下回ることから、下回った翌日から工業用水と農業用水で20%の取水制限をすることなどが決められました。

福山河川国道事務所 岡﨑尚也副所長

「工業用水の皆さまに協力していただいているのが大前提にあります。(家庭でも)節水に心がけていただいて少しでもダムの水が延命するようにしていただきたい。」

今のところ家庭への影響はありませんが、適正な水の利用を呼びかけています。

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