日産が企画「とちぎの星」が東日本の食材弁当に コウケンテツさん監修のキンパ 海老名SAで販売へ

大粒で食味の良いコメ「とちぎの星」に、牛肉やたくあんなどを混ぜて巻いたプルコギキンパ

 日産自動車(横浜市西区)は16、17日、東名高速道路下り線海老名サービスエリアで、東日本の食材を集めた「道弁(みちべん) NISSAN SERENA」を先行販売する。人気料理研究家のコウケンテツさんが監修した。旅行を通じた食育の機会提供を目的としており、5段重ねの弁当の4段目には、本県オリジナルブランド米「とちぎの星」を使ったプルコギキンパが採用された。

 「食材の産地を巡るガイドブックのようなお弁当」がコンセプト。ほかには、神奈川県産キャベツを使ったナムル巻きや、群馬県産マイタケを使用したケランマリ、新潟県産サケと豆腐の揚げつくね、茨城県産サツマイモのアーモンドクッキーが味わえる。

 価格は700円。1月20日以降にも、土日限定で販売する予定。

 全ての産地をつなぐと、全長約1100キロにもなるという。日産自動車の担当者は「『道弁』を通じて、ロングドライブをしながら、家族で地域の魅力を学ぶきっかけになれば」と話している。

 西日本版は、宝塚北サービスエリアで発売される。

道弁東日本版の食材産地をつなぐと全長約1100キロにもなる。

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