障害物発見報告で降車 札幌市電運転士不在走行 事故調が現地入り

問題が起きた車両を調査する鉄道事故調査官ら

 札幌市中央区で12日、札幌市電が運転士不在の状態で動き、赤信号の交差点に進入した問題で、札幌市交通事業振興公社は13日、不在になった理由について、運転士がレール上に障害物を発見したと車外の電話で報告するためだったと明らかにした。国土交通省運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人は同日、原因の調査を始めた。

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