枠順が運命を分ける! 勝ち馬の77.8%が一桁馬番の内枠超有利GⅠ【朝日杯フューチュリティS】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去9年データ分析!

朝日杯フューチュリティS(日曜・阪神)

2歳マイル王決定戦。芝1600m戦、GⅠ。

阪神での施行に替わったのが14年のこと。従いまして、データは過去9年です。

1番人気は〔422〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔112〕。

6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔013〕。

馬連3ケタ4回に、万馬券1本。

9年のうち、8回で1または2番人気が連絡み。その一方で、伏兵の台頭も多く、注意が必要です。

ステップレースを見ていきましょう。

デイリー杯2歳Sから〔142〕。連対6頭に、4着馬1頭。

京王杯2歳Sから〔022〕。連対3頭に、3着馬1頭。

サウジアラビアRCから〔321〕。連対馬。

東京スポーツ杯2歳Sから〔010〕。7着馬。

OPのアイビーSから〔100〕。勝ち馬。

いちょうSから〔001〕。勝ち馬。

萩Sから〔001〕。勝ち馬。

1勝クラスから〔200〕。1、2番人気で勝った馬。

新馬勝ちから〔101〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。

未勝利勝ちから〔101〕。1番人気で勝ち上がった馬です。

勝ち馬9頭すべて、前走1着の馬。

その勝ち馬9頭中、8頭に芝1600m以上での勝ちがあり、残る1頭には芝1400mでの勝ちがありました。

これを2着で見ても、6頭に芝1600m以上での勝ちがあり、3頭に芝1400m以上のOPクラスでの勝ちがありました。

馬券圏内27頭で見てみましょう。

すべて芝1400m以上で勝利。

すべて10月以降に1走以上。

前走で掲示板を外していたのは1頭だけ。近2走続けて負けた馬はいません。

前走の人気を見てみると、1番人気14頭、2番人気7頭、3番人気3頭。残る3頭は、4、8、12番人気の馬でした。

牝馬は〔001〕。当日1番人気に推されていた馬です。

キャリア5戦以上の馬の馬券圏内はありません。

最後に枠順ですが、勝ち馬9頭中、7頭が9番枠より内の馬。

残る2頭の勝ち馬は15、17番枠ですが、内枠有利を頭の中に置いておいたほうがよさそうです。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

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