浦和レッズ、「歴代最高の外国人選手」はこの5人!

創立30周年を迎えたJリーグ。これまで数多くのクラブが栄冠に輝き、そして多くの選手が活躍してきた。

今回はJリーグで最も多くのアジアチャンピオンに輝いている浦和レッズから、歴代最高の外国人選手を5人選んでみた。

ギド・ブッフバルト

生年月日:1961年1月24日

浦和レッズ所属:1994~1997

のちに浦和レッズの監督も務めるレジェンド。ドイツ代表として76試合に出場した名選手で、1994年のワールドカップを終えたあとに浦和レッズへとやってきた。

1995年と1996年にはベストイレブンにも選出されるなど守備の中心として獅子奮迅の活躍を見せ、Jリーグ通算で127試合に出場するなど長く日本でプレーした。

エメルソン

生年月日:1978年12月6日

浦和レッズ所属:2001~2005

いまなお浦和レッズの歴史上最強のストライカーとして名前が上がるエメルソン。当時は1981年生まれとなっていたが、後に出生証明書を偽装していたことが明らかになり、正しくは1978年生まれであることが発覚している。

圧倒的なスピード、そしてその中で乱れずにシュートを打てる技術と体幹の強さを持ち、2004年にはJリーグ得点王を獲得。最優秀選手賞1回、ベストイレブン3回、優秀選手賞3回と数多くのタイトルを手にした。

ロブソン・ポンテ

生年月日:1976年11月6日

浦和レッズ所属:2005~2010

ドイツ・ブンデスリーガのバイヤー・レヴァークーゼンで活躍したブラジル人司令塔。ギド・ブッフバルトの勧めによって2005年に浦和レッズへと加入し、欧州の第一線でプレーしてきた実力をJリーグで見せつけた。

素晴らしいテクニックとパスセンスで攻撃を司り、そのクオリティはJリーグの外国人選手の歴史上でも最高クラスだったといえる。2006年にはクラブをJ1優勝に導き、2007年にはAFCチャンピオンズリーグを制覇している。

ワシントン

生年月日:1975年4月1日

浦和レッズ所属:2006~2007

エメルソンが退団したあとに東京ヴェルディからやってきた元ブラジル代表ストライカー。190cmの体格に圧倒的なフィジカルを備え、さらに自ら仕掛けてゴールも奪えるという類まれな点取り屋であった。

2006年には26試合で26ゴールを決めて得点王に輝くなど強烈なインパクトを残した。ポンテらとともに2006年のJ1リーグ優勝、2007年のAFCチャンピオンズリーグ優勝、FIFAクラブワールドカップ3位入賞に貢献している。

ウーベ・バイン

生年月日:1960年9月26日

浦和レッズ所属:1994~1997

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最後はマルシオ・リシャルデスやチキ・ベギリスタイン、バジール・ボリらと迷いつつウーベ・バインをセレクトした。1994年にアイントラハト・フランクフルトからやってきたドイツ人アタッカーで、代表でも17試合に出場した経験を持っていた。

ギド・ブッフバルトとともに浦和レッズを支え、中盤から攻撃を司る役割を担った。ブンデスリーガでも3回のアシスト王に輝いた実績はさすがで、1995年には18ゴールと高い得点力も発揮している。

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