ヘタフェ、ローン加入中のFWグリーンウッドを完全移籍に移行することを検討かv

写真:今シーズンからヘタフェでプレーしているグリーンウッド ©Getty Images

ヘタフェはローンで加入しているイングランド人FWメイソン・グリーンウッドの完全移籍への移行を検討しているようだ。イギリス『90min』が報じている。

グリーンウッドは2022年1月、恋人からインスタグラムを通じてDVを告発され、後にレイプ、暴行容疑、殺害脅迫の容疑で逮捕された。当時所属していたマンチェスター・ユナイテッドはグリーンウッドに対し、試合の出場やトレーニングへの参加を停止。今年8月には、クラブ側がグリーンウッドのユナイテッドでのキャリア継続が難しい旨の声明を発表した。

その後、9月の移籍市場最終日にヘタフェへの1年間のローン移籍が決定。今シーズンはリーグ戦12試合に出場し、2ゴール3アシストを記録している。

この活躍を受けてヘタフェの会長を務めるアンヘル・トーレス氏は、グリーンウッドを恒久的にクラブにとどめることを希望しており、以下のように語っている。

「ユナイテッドの株式所有権の変更もあったから、値段の話はしていない。だけど、彼らとのミーティングやビデオ会議には満足している。もう1シーズンのローンになるか、あるいは彼らが値段を提示してきて、(契約の)すべてを約束することになるのか」

「私はグリーンウッドのことを信じている。ここからは定期的に仕事を続け、ユナイテッドと会い、彼らが満足しているかどうかを確認する。ヘタフェのファンだけでなく、スペイン全体からの待遇に満足しているというのが本当のところだ。今は彼を守り続けなければならない。彼は16カ月間プレーしていなかったが、1月、2月にはさらにリズムを取り戻せるだろう。彼は私たちに満足感を与えてくれると思う」

今夏加入したヘタフェで復活を遂げつつあるグリーンウッドは、来シーズン以降もスペインの地で活躍を見せることになるのだろうか。

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