【韓国】カカオ新代表が内定、初の女性トップ[IT]

カカオの次期CEOに内定したチョン・シンア氏(同社提供)

韓国IT大手のカカオは13日、次期最高経営責任者(CEO)にベンチャー投資子会社カカオベンチャーズのチョン・シンア代表が内定したと発表した。実現すれば、同社初の女性トップとなる。

チョン氏は米コンサルティング会社のボストンコンサルティンググループ(BCG)と同電子商取引(EC)大手イーベイ、地場ネイバーを経て、2014年カカオベンチャーズに入社した。18年から同社代表に就任し、人工知能(AI)をはじめとする先進技術やゲーム、デジタルヘルスケアなど多くのスタートアップ投資事業を主導した。

同氏の就任についてカカオは「IT分野の専門知識と経験を有し、企業の成長過程への理解度が高いチョン氏が適任者と判断した」と説明した。24年3月に開催する取締役会と株主総会を経て、チョン氏の就任を正式決定する見通しだ。

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