小城市牛津町に来年1月オープンする市フットボールセンターのネーミングライツ(命名権)パートナーに同市の竹下製菓(竹下真由社長)が決まり、契約締結式が11日、市役所で開かれた。市の施設で命名権を採用するのは初めて。愛称は「ブラックモンブランフットボールセンター」となる。
契約期間は2026年12月までの3年間で、命名権料は年間120万円。施設内に横断幕が掲出される。
江里口秀次市長と協定書を交わした竹下社長は人気アイス「ブラックモンブラン」が来年、発売55周年を迎えることを紹介しながら、「フットボールセンターにその名を冠することができてうれしい。県内外から多くの人に訪れてほしい」と述べた。
フットボールセンターは人工芝のピッチ2面を有し、公式大会の誘致に有利な日本サッカー協会(JFA)の公認も受けた。総事業費は約18億8千万円を見込み、うち約7億円は日本サッカー協会からの助成金や国の交付金を活用。1月6日にオープニングセレモニーがある。(市原康史)