授業中「死ねばいいのに」と発言 非常勤講師、愛知の中学

 愛知県稲沢市の市立中で、授業中に非常勤講師が「死ねばいいのに」と生徒らの前で発言していたことが14日、市教育委員会への取材で分かった。講師は「感情的になってしまった」と話し、謝罪したという。

 市教委によると、11月29日、1年生の家庭科実習の授業で50代の女性非常勤講師が、前の授業をした別のクラスで生徒たちが指示に従わなかったり忘れ物をしたりしたと話した上で「死ねばいいのに」と発言した。発言を聞いた生徒から相談があり、発覚した。

 講師は校長の聞き取りに「軽率な言葉が出てしまった」などと発言を認めている。その後、教科担当を外れており、近く退職する意向という。

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