「静大・日詰学長は地域に包み隠さず現状の説明を」静岡大と浜松医科大の統合再編問題で浜松市長

静岡大学と浜松医科大学の統合再編問題をめぐり浜松市の中野祐介市長は12月13日の定例記者会見の中で、「静岡大学の日詰一幸学長が現状を説明することが何よりも大事」と改めて強調しました。

13日の記者会見の中で中野市長は、「対立をあおろうとか静大側を突き上げようというつもりは毛頭なく、合意書で示されているように『1法人2大学』という案が大学にとっても地域にとっても素晴らしい案として応援している立場」と話しました。

議論が前に進まぬ状況に中野市長は「『1大学2校案』を提唱している日詰一幸学長が地域に対し静岡大学内で話し合われている現状を包み隠さず説明することが何よりも大事」と強調しました。

静岡大学と浜松医科大学の統合・再編については、一度は『1法人2大学』案で合意したものの静岡大学の日詰一幸学長が2023年になって『1大学2校』案を提唱し、両大学で意見の対立が続いています。

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