「働く人の負担を減らす」時間外労働の2024年問題 労働局が協力呼びかけ

トラックドライバーなどの時間外労働に、上限規制が適用されるのを前に、県民に協力を求める街頭キャンペーンが14日、JR広島駅で行われました。

午前9時過ぎの街頭キャンペーンには、広島労働局の職員およそ20人が集まり、「くらし、はたらき、ともにススメ!」と書かれたクリアファイルを配っていました。

働き方改革関連法の改正により、2024年4月から、建設業や医師、トラック・バスなどのドライバーを対象に、時間外労働の上限が、新たに設けられます。

広島労働局は、これらの職種の働き方を変える取り組みとして、▽宅配ボックスや置き配を使い、ドライバーに再配達を依頼しないようにする。▽病院の診療時間内に受診するなど、理解と協力を求めました。

広島労働局 釜石英雄局長
「長時間労働が一定以上できなくなるので、人繰りがますます厳しい。働く人の負担を減らすことに思いを馳せてほしい」

広島労働局は今後も、業界向けの説明会を行い、周知したい考えです。

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