「スタッドが骨まで到達していた」クロップ監督が負傷マク・アリスターの状態に言及「離脱がそれほど長くないことを願う」

シェフィールド・ユナイテッド戦で負傷したMFアレクシス・マク・アリスター[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、負傷離脱中のアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターの状態について明かした。クラブ公式サイトが伝えている。

新加入選手でありながら、すでにリバプールにとって欠かせない存在となりつつあるマク・アリスター。本職ではないアンカー起用にも適応しており、ここまで公式戦18試合に出場している。

しかし、マク・アリスターは6日に行われたプレミアリーグ第15節のシェフィールド・ユナイテッド戦でヒザを負傷。重傷こそ免れたが当初の想定より離脱が長引いており、第16節のクリスタル・パレス戦は欠場していた。

14日に行われるヨーロッパリーグ(EL)グループE最終節を前に開かれた記者会見で、クロップ監督はマク・アリスターの状態に言及。当初考えていたよりケガの状態が重く、クラブは慎重に復帰時期を見極めている最中だと説明している。

「もちろん私は医師ではなく、クラブの医師がほぼ毎日なぜまだ復帰の準備ができていないのかを説明してくれている。そしてそれは明らかに、当初我々が考えていた以上に注意が必要な状態だ」

「ヒザを踏まれた際、スパイクのスタッドが筋肉をほぼ貫通して骨にまで到達していた。そして今、我々は彼の骨が治癒し、痛みに対処できるようになるまで待たなければならない。なぜなら、それはかなりの痛みを伴うからだ」

「マッカ(マク・アリスター)は実際のところ、非常にタフな男だ。だから我々は、感染症の観点から何も起こらないだろうことを確認する必要がある。それは本当に重要なことだ」

「このような負傷をした選手は初めてだった。そして私としては、離脱がそれほど長くかからないことを願っている、一日一日と言いたいところだが、次の試合に出場する準備はできないだろう」

「今後3、4日で、彼が大きな一歩を踏み出すことを願っている。それから我々は彼を試合に出場させるかどうかを確認していきたい」

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