深夜から明け方に自転車で侵入先探して窃盗繰り返す 容疑男を逮捕・追送検、65件で計656万円被害

京都府警本部

 京都府亀岡市を中心に民家に忍び込んで窃盗を繰り返したとして、京都府警捜査3課と亀岡署などは14日、住居侵入と窃盗などの疑いで、同市の建設作業員の男(28)=窃盗罪などで起訴=を逮捕、追送検し、計65件、計約656万円の被害を裏付け、捜査を終結したと発表した。

 府警によると、2020年3月~今年6月、亀岡市や京都府南丹市の住宅街で、無施錠の玄関や、工具で割った窓などから民家に侵入し、財布やバッグ、腕時計など計346点と、現金計568万円を盗んだ疑いがある。住人が寝静まった深夜から明け方に自転車で移動して侵入先を探し、1軒につき数万~数十万円を盗んでいた。「生活費が足りなくなる不安を解消するためだった」と供述しているという。

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